2023年12月19日(火)、代表取締役社長:江守雅人を含む当社スタッフが福井県立大学様を訪問し、経済学部 地域マネジメント論を学ぶ学生のみなさんへ、当社の経営理念や脱炭素・SDGsの取り組みなどについて特別講義をさせていただきました。
講義内容は、当社が提供するSDGsや脱炭素に関連するサービスの紹介はもちろん、規模が小さい中小企業の私達でも、社員各自が自律して行動し、一丸となって取り組むことで成果につなげることができること、そしてその根底には「お互いさま、おかげさま、ありがとう」の意識で協力し合いお互いに力を発揮できる風土があることなどです。
学生の皆さんは当社の話に真剣に耳を傾けてくださいました。講義後の学生の皆さんの声をご紹介します。(一部抜粋)
Iさん:
会社の経営理念について、社員ひとりひとりがその内容を理解し全体に浸透させることが重要だとわかった。自律した社員同士がコミュニケーションをとり尊重し合うことで、働きやすさ・働きがいを作り出せるということがわかった。
Sさん:
地域との関わりを大切にし、積極的な貢献をしている会社は改めて魅力的だと思った。企業も地域において必要な存在であり、地域創生に必要不可欠であることを再認識できた。
Tさん:
企業の規模に関係なく「出来ることから始めてみる」という考え方もSDGsや脱炭素に取り組む上で重要だと思いました。
Nさん:
社員同士のコミュニケーションや相互理解を大切にすることで、結果的に会社の成長につながるということが印象に残った。
このようにたくさんの感想をいただき、大変うれしく感じました。学生さんたちの学びや気づきに、伺ったスタッフも大切なことを教えていただき、とても勉強になりました。
今回講義のお話をくださった福井県立大学の杉山教授からは
『強い会社とは、環境変化にビクともせず、対応できる会社であり、社員に優しい会社とは、社員一人一人に対して「関心を持っている」会社だと思います。なぜならば、優しいと緩いは全く異なる意味であり、反対語は、厳しいではなく「無関心」だからです。社長が社員お一人お一人に、社員お一人はお一人は仲間に「関心」を持っていなければ「お互いさま、おかげさま、ありがとう」という風土も実現しません。
現代的な地域課題である環境に配慮することに力を入れたことが本質ではなく、どんな企業風土でありたいのか(お互いさま、おかげさま、ありがとう)を明確にしたうえで、会社の経営理念(強くて優しい、いい会社)やパーパスをカチッと決めて、とことん突き詰めること。その起点は「社長」(変化は中心から)であること。社長が変わることで、社員が変わり、そして会社が変わっていくこと、などなど、なるほど!と思うことばかりでした。
社員一人一人が活躍できること、ベクトルを合わせることができることが、原貿易さんでは「SDGs」だったんだと感じました』
とコメントをいただいています。
杉山教授、貴重な機会をありがとうございました。
今後も当社は、事業を通じて脱炭素やSDGsの取り組みをさらに加速し、地域創生もテーマの一つとして取り組んでまいります。
福井県立大学 杉山教授のプロフィールなど
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